シニアコーラス TOKYO フェスティバル

第29回 2025年2月15日 (土)  11:30〜19:00 第29回 2025年2月15日 (土)  11:30〜19:00

ご挨拶

GREETING-主催者からのごあいさつ

主催者からのごあいさつ

公益財団法人
日本チャリティ協会 会長
八代 英太
今年も間もなく暮れようとしています。今回は、いつものように新しい年の初めの大会ではなく、行く年を惜しみつつのフェスティバルとなりました。このオペラシティコンサートホールで全国からご応募いただいた多くの皆様のハーモニーをお聞きすることは、一年の邪念を払い、新たな年への橋渡しのコーラスとして、心躍る思いです。一人で歌えばソロ、二人ならデュエット、三人ならトリオ、そしてカルテットと声音の違いを共に織りなしながら大合唱団の究極の音楽、究極のコーラスへと声が膨らんでゆきます。私も学生の頃コーラスグループに所属して「春のうららの、隅田川。。。」などと、まぎれコーラスの一員でコンクールに出場した思い出があります。

独唱では自信がなくとも各パーツを教えて頂いてコ-ラスする気分は最高です。世界に沢山のコーラスグループがありますが、この大会にご出場される皆さんもまた世界に誉の一級コーラスと言える筈です、どうぞ自信を以て、このオペラシティコンサートホールで美声とハーモニーをお届けください。

本大会の開催に当たり、お力添えを賜りました東京都老人クラブ連合会、ご後援を頂きました厚生労働省、文部科学省、東京都、全国老人クラブ連合会、またご協力頂きました東京オペラシティ文化財団様、株式会社明治様など多くの皆様に心から感謝の誠を捧げます。そして何より長時間皆様のコーラスをご審査くださる岸先生、安田先生,小六先生、宇佐美先生、樋口先生に盛大な拍手を送らせて頂きます。ありがとうございました。
公益社団法人
東京都老人クラブ連合会 会長
村上 光夫
 今年の第29回「シニアコーラスTOKYOフェスティバル」は、いつもの2月から11月の開催となりました。冬から秋に鞍替えです。

本当に暑かった夏がいつまで続くのかと思っておりましたが、急速に暑さは収まり、秋深まるといった状況となっております。

急激な気候変動という厳しい中にあっても、第29回のシニアコーラスは、昨年に引き続き36チームの参加という「フルサイズ」の大会となりました。

参加される皆さんに感謝申し上げますとともに、皆さんの活躍を期待したいと存じます。

シニアコーラスのイベント・イメージは、「正統」であり、「格調」です。そんじょそこらのイベントとは違うのです。

なぜならば、耳を済ませば、自ずと姿勢は泰然とし、こころは豊饒になるからです。

コーラスに出られる皆さんはこんな素晴らしいお力を事も無げにご披露してくれます。

お聴きになる皆さんにおかれては、大いに楽しみ、豊かな一日にしていただきますことを念願したいと存じます。

笑う門には福来る、といいますが、「歌う門には健康が来る」といってもいいと思います。

大きく腹から声を震わせる、そんな全身運動を伴う、コーラスが健康に悪かろうはずはありません。

コーラスの皆様には及ばないものの、私たち老人クラブは、平素より高齢者の健康づくり・介護予防のためのさまざまな取り組みを行っております。

軽スポーツやダンス、音楽活動、手芸など幅広い活動で地域に仲間の絆を作り、公園清掃や学童送迎見守り、さらには一人暮らし高齢者の見守りなど、地域のきめ細かなところにまで活動を行き渡らせております。

 私たち老人クラブが、コーラスで活躍する皆さまとも一緒になって、地域を賑やかにしていく、このことがとても大事なことと申し上げたいと思います。
結びにあたり、コーラスに参加される皆さま、持ち前の実力を遺憾なく発揮されることを期待いたします。